我が家でも使用しているアクアバンクのウォーターサーバーですが、以前に浮遊物が出て困ったことがありました。
サポートセンターへ相談し、改善された方法がありますので、同じ症状で困っている方の参考になればと思います。
でも中を掃除することで、元のキレイな状態に戻るから大丈夫だよ!
- 蛇口から浮遊物が出てくるときの対処法
- 通常のお手入れ以外の清掃の時に気をつけるべき注意点
そのほかのトラブルについては以下の記事をどうぞ。
アクアバンクって何?って方はこちらの記事をどうぞ。
浮遊物をなくす対処法の基本は、水の入れ替えです
まずは水の入れ替えを行いましょう。
内部を空にしてから、新しく水を補充してみましょう。
そうすると、タンクの壁やパイプの内側に付着していた異物を、水の勢いで取り除くことができます。
手順は以下の通りです。
- 電源コンセントを抜く
- 上部タンクと下部タンクを取り外し、前面の蛇口から出せる水をすべて出す
- その後、背面のドレンコックから水抜きをする
- 上部タンクと下部タンクを戻し、水を補充する
- 冷水と温水、両方の蛇口から水が出ることを確認してから電源を入れる
上記の方法は、お手入れマニュアルの裏表紙にも書かれています。
それでも浮遊物が取り切れない場合
原因として、パイプ内に汚れが溜まっていることが考えられます。
年に一度の定期メンテナンスで、内部はキレイな状態になっていますが、普段のお手入れができていなかったり、水道水の品質が悪かったりするとパイプ内に汚れが溜まることがあります。
それで、パイプ内の掃除をすることにより浮遊物を取り切ることができる場合があります。
手順は以下の通りです。
1.冷水タンク、温水タンク内の水をすべて抜く
まずは上でやった方法で、水をすべて抜きましょう。
前面の蛇口から水を出し切り、その後、背面からの水抜きを行います。
2.冷水と温水の蛇口を外す(パッキンは触らない。向きを間違えると漏水するため)
温水冷水ともに蛇口はネジが切ってあり、締め付けられています。
それで反時計回りに回すことで外すことができます。
蛇口は反時計回りに回すと外れます
パッキンは外さない方がいいようです
3.パイプ内をブラシで磨く。アクアガードを吹きかけてから磨くと、より効果的
蛇口を外せたら、内部を細長いブラシのようなもので磨きます。
これぐらいの細い物がいいですね。
アクアガードを吹きかけつつ磨くと、除菌ができてよりキレイになります。
4.蛇口を元に戻す
パイプ内の洗浄ができたなら、蛇口を元に戻していきましょう。
時計回りで締め付けることができます。
締め付けが弱いと、蛇口の根元から漏水してきますので、ある程度強く締め付ける必要があります。
5.上部タンクと下部タンクを元に戻し、水を補充する
外した手順と逆の手順で元に戻していきます。
- 蛇口
- ハイドロディスク
- セパレーター
- 下部タンク
- 上部タンク
戻し忘れているパーツがないか確認しましょう。
6.冷水と温水、両方の蛇口から水が出ることを確認してから電源を入れる
すべてのパーツを元に戻したら、水を補充していきます。
温水の蛇口から水が出ることを確認してから、電源を入れます。
冷水の蛇口は、冷水タンクのプロペラのような穴と繋がっています
冷水の蛇口は、冷水タンクを上からのぞき込んだときに見える、プロペラのような箇所と繋がっています。
右側のプロペラのような箇所です
それで、まずは冷水タンク内の水をしっかり抜いてから蛇口を外さないと、ドバーと出てきてしまいますのでご注意ください。
パイプ内を清掃して、蛇口を付けた後はしっかりと通水をしましょう
パイプ内の洗浄が終わり、蛇口を元に戻したなら、通水をしっかりと行いましょう。
上部タンクや下部タンクを元に戻し、通常通り水をためていきます。
電源を入れる前に、温水蛇口と冷水蛇口の両方から2リットルほど水を抜きます。
通水をすることで、パイプ内を磨いたあとの残りカスをしっかりと取り除くことができます。
2リットルほど通水をして浮遊物が出てこなければ終了です。
まだ浮遊物が出てくるようであれば、無くなるまで通水を行いましょう。
まとめ
アクアバンクのウォーターサーバーから浮遊物が出てくるときの対処法についてお伝えしました。
ただ、上記でもお伝えしたとおり、蛇口を外して内部を掃除する方法はメーカーが推奨しているものではありません。
まずは、お手入れマニュアルに沿って、内部の水をすべて抜き、水の入れ替えを行いましょう。
そして蛇口を外す際には、サポートセンターへ相談してから行うようにしてください。
アクアバンクのウォーターサーバーはレンタルという扱いになっています。
勝手に分解して万が一故障した場合、修理費を請求される可能性もあります。
ただ、今回私が行ったこの方法は、サポートセンターに相談して提案された方法でもありますので、その点はご安心ください。
やはり大切なのは、日頃からの定期的なお手入れのようです。