赤信号中に、後ろから追突されました。
いわゆる、もらい事故ってやつです。
事故当日から、その後の対応や、補償の流れなどをまとめておきたいと思います。
事故に遭った後って、
どんな流れになるのか
どういった対応をしていけばいいのか
いろいろな疑問と不安がありますよね。
そんな方へ、全体の流れを経験談としてお伝えしたいと思います。
現在も治療中ですので、随時更新していきますね。
事故当日の内容については、こちらの記事をご覧ください
なお、私は個人事業主ですので、同じ立場の方には、よりお役に立つ情報をお伝えできると思います。
- もらい事故のあと、相手保険会社との交渉で損をしないポイント
事故から1週間後、相手保険会社から修理費と補償費用の連絡がきた。提示額に納得がいかないなら、はっきり言おう!
もらい事故をしてから一週間後、相手の保険会社から連絡がありました。
今回のわたしの車の被害状況ですが、
- 後ろバンパーの破損
- バックドアのへこみ
- 前方バンパーの破損(玉突きで前方にも当たってしまったため)
- ナンバープレートのへこみ
と、いろいろな箇所が破損していました。
それで修理費用もかさみ、90万円ぐらいになっちゃったんですねぇ。
いやーびっくりしますよねー。
実は、損害賠償責任の範囲内というものが法律で決まっているので、保険会社はその範囲内でしか払いません。
全く納得いきませんが。
事故車の時価額しか保証されない
ただ、修理する場合、加害者が「対物超過修理費用補償特約」というものに入っていたので、19万3千円に加えてさらに50万円が出るようでした。
対物超過修理費用補償特約とは?
対物超過修理費用補償特約とは、対物賠償保険の補償対象となる事故で相手方の自動車に時価額を超える修理費用が発生した場合に、差額を補償する自動車保険の特約の一つです。
なお、対物超過修理費用特約、対物超過特約、対物全損時修理差額費用特約などと呼ばれる場合もあります。
とは言っても修理費が90万円に対して、70万円くらいにしかならないので、結局は20万円くらいは持ち出しになっちゃうんですけどね。
ほんとうに事故には遭わないのが一番だと痛感しました。
それで、この時点での私の選択肢は2つ。
- 車を修理する(修理費90万-補償費用70万=20万の手出し)
- 車は廃車にして、時価額を振り込んで貰う(19万円3千円)
さて、交渉はここから。
相手保険会社の提示額に納得がいかないなら、根拠を提示して交渉しよう
仮に対物超過修理費用補償特約を使って、70万くらいの修理費用が出たとしても20万円ほどの持ち出しはしたくない。
それで、今回ぶつけられたわたしの車の時価額「19万円3千円」について、こちらの根拠を示しつつ、提示額をあげてくれるよう交渉しました。
ポイントは3つ!
- 相手保険会社の提示額、19万3千円の根拠はなにか聞く
- 中古車市場で同等の年数、同等の距離数のものを調べて、提示額が妥当かどうか確認する
- 本体価格だけでなく、購入の際には諸経費がかかるため、その額も含まれているか確認する
相手保険会社の提示額の根拠は「新車の10%」ということでした。
だいぶ距離も乗っていましたし、年数も経っていましたので、同じような車が市場にほとんど無かったんですよね。
そういった場合、保険会社は「新車の10%」という提案をよくするようです。
まずは、それを鵜呑みにすること無く、グーネットやカーセンサーなどで、同じような走行距離数、年式の中古車を探しましょう!
そして、それを提示するわけです。
わたしもいろいろと探しまして、似たような走行距離数や年式の車を探したんですが、市場に出ている台数が少ないですねぇ。
全国で5台ぐらいしかなくて、しかも19万円3千円を超える車は1台しかありませんでした。笑
その一台を根拠として交渉しようとすると、
なんてことを言われかねないので、さきほど挙げたポイントの3番目の点を軸に交渉することにしました。
車を買う際には、本体価格だけでは買えないと思うんですよ。諸経費がいろいろとかかりますから、中古車市場で実際に買おうとしても、もっとかかります。
もう少しあげて頂けませんか?
こんな感じでお伝えしました。
とりあえず、その場は社内で検討します、ということで電話が切れ、再度ご連絡をいただくことになりました。
2時間後。
はっや!たった2時間で10万円も上がるんかい!
ひとこと言うだけで10万円上がりましたよ・・・。
それなら最初から29万円を提示してくれっちゅうねん。
ひとこと言うだけで、補償額がぐっと上がります。相手の提示額を鵜呑みにせず、しっかり納得がいかないなら伝えましょう!
相手保険会社との交渉をした話 / まとめ
事故に遭ってから一週間後の、相手保険会社との交渉をした話でした。
交渉をするに当たってのポイントをまとめると、
- 相手の提示額の根拠を聞く
- 自分なりの根拠を示す
- ひとこと言うだけで、提示額がぐっと上がることがあるので、納得がいかないならしっかりと伝える
以上の3点が、交渉の際のポイントになります。
相手の保険会社も、営利目的の会社ですから、できれば支払いたくないと思っています。
ただ、やりとりは丁寧に伝えれば、相手も丁寧に行ってくれます。
威圧的になること無く、根拠を示して、しっかりと意見を伝えましょう!
次回は、弁護士特約を使って、アドバイスをもらった話になります。