こんにちは、マルマルです
いまさらですがAmazonプライム会員になりまして、年末年始は映画を見まくりました
みなさんは「英国王のスピーチ」をご覧になったことはあるでしょうか?
史実に基づくとても良い映画だったのですが、今日はそのレビューではなくて、それを見て思い出したことをまとめておきたいと思います
それは正確に朗読するための重要なポイントについてです
朗読っていうとナレーションの仕事をする人ぐらいしか関係ないのでは?と思ってしまいますが、そうではありません
例えば、子供に本を読み聞かせするお父さんやお母さんのしていることも立派な朗読です
これまで僕は人前で朗読したり、話したりする機会がたくさんありました
人から教えて貰ったことや、自分なりに調べてみてとても重要だと感じたことがいくつかありましたので、少しでも参考になればと思います
正確に朗読するのってなぜ重要なの?
ずばり
正しい情報を伝えるため
話の内容に集中してもらうため
これに尽きます
有名な絵本で「ぐりとぐら」というのがありますが、その一節の「ぼくらのなまえは ぐりとぐら」という所を「ぼくらのなまえは ぐりとぐ…り…」なんて言おうもんなら
一緒やん!
ってなるでしょう
仕事で原稿を読むときも一緒です。読み違いをすると、相手に間違った情報がいきます
しかも、聞き手の意識がその間違いにいってしまい、話の内容から集中がそがれます
これは朗読だけでなく、ちょっとしたスピーチであったり、普段の会話でも同じことがいえます。よく噛む人っていますよね?こっちの記憶には「めっちゃ噛むやん!」としか残らなかったりすることありませんか?
相手に、話の内容に集中してもらい、正しい情報を伝えたいなら、正確に朗読する、正確に話す必要があるんです
どうしたら正確に朗読できる?
とは言っても、正確に読むのって非常に難しいですよね
それで3つのポイントだけ押さえましょう!
1.文脈を理解する
正確に!というと一語一語ばかりに目が行きがちですが、そうすると逆に詰まります
全体の流れが分かっていないので、毎回の文字が急に出てくるイメージになり、いつも急かされているような気持ちになるんです
一語一語ではなく、一文で意識する
これが重要です
先を見て考えの流れが分かると、すらすらと言葉が出てくるようになり、正確さは格段にアップします!
是非、一文一文を、そして文脈を理解するようにしましょう。この流れを意識するためには文章を書いた人が何を言いたいのか理解する必要がありますよね
あらかじめ準備するときに、ここで何が言いたいのかを意識しながら文を追っていくと僕の場合は正確に読む助けになりました
2.練習する
これは当たり前じゃんと言われてしまいそうですが、とても重要であると共になかなかできないことです
読む練習って疲れるんですよね、ほんとうに
全体を何回も読もうとすると時間も体力も取られます
それで効果的な練習の仕方は「部分ごとに分ける」というものです
- まず、一つの段落だけを読みます
- 間違えずに読めるまで何度も読みます
- それができたら、始めて次の段落に行きます
- 最後に、数ページ分を間違わずに読めるように読んでみます
この方法で練習すると、自分が苦手とする部分を重点的に練習することができます
無駄な時間と体力を使わなくてもいいってこと
もう一つのいい練習方法は「他の人に聞いてもらう」やり方
自分では喋れていると思っていても、他人に聞いてもらうと聞きづらいと言われたり、今まで正しいと思っていたイントネーションが違ってたりするんですよねー
これも自分がどの発音を苦手としているのか指摘してもらい、修正することができます
自分なりの言いにくい単語とかがありますので、そういった単語をメモしておいて重点的に練習するようにしましょう。そんな聞いてくれる人なんかいないよっ!って人は録音しましょうね
3.句読点の意味を理解しておく
これは、僕もしっかり理解できていない点でした
句読点の意味を理解しておかないと、文の意味合いが変わってくることがあります
小学校の時、こんなイタズラを経験された方はいますかね?
うっとおしい!
いやー非常にうっとおしかった記憶がよみがえりました(笑)
要は句読点を理解していないと文の意味がかわってくるってことです
句点(。)は文の終わりを示すもの、だから長めの休止
読点(、)のところは文がその後も続くので、短めの休止。区切る場所を間違えると意味合いが変わるときがあるので、自分の感覚で変えない
感嘆符(!)は感情が強くなるところ
疑問符(?)は通常、文末を少しあげて読む
句読点の意味をしっかり理解して読むと、正しく読むことができます
まとめ
正確に読むのって難しいですよね
でも、せっかく読むならちゃんと読みたいし、正しい情報を相手に伝えたい!
それが仕事場であったとしても、子供に対しての読み聞かせであっても。相手が内容に集中してくれて、たとえば子供が「この絵本の話が面白かった!」なんて言ってくれたらとても嬉しいものです
ちょっと意識するだけで、だいぶ変わるものです
「英国王のスピーチ」の主人公でもあるジョージ6世は吃音という問題を抱えたり、極度の緊張でうまく話せなかったりしました
でも、何度も練習し練習し練習し、最後には国民に素晴らしいスピーチをすることができたんです!
そのスピーチは人の心に刺さるもので、内容がしっかりと国民に伝わるものでした!
僕も今後、人前で朗読したり話す機会があったら、より正確さを意識していきたいと思います
- 正しい情報を伝えるために正確に読むのは大事だよ
- 文脈を理解しよう
- ちゃんと練習しよう
- 句読点の意味を理解しよう