雑記

もらい事故 | 損害賠償額が決定し、振り込み完了。内訳を一挙大公開!【個人事業主の経験談】

赤信号中に、後ろから追突されました。

いわゆる、もらい事故ってやつです。

事故当日から、その後の対応や、補償の流れなどをまとめておきたいと思います。

 

事故に遭った後って、いろいろな疑問と不安がありますよね。

どんな流れになるのか

どういった対応をしていけばいいのか

そんな方へ、全体の流れを経験談としてお伝えしたいと思います。

特に、私は個人事業主ですので、相手の保険会社と休業損害費の交渉がスムーズに行くかどうか心配でした。

相手保険会社
相手保険会社
自営業でしょ?ほんとうにその日は休んでたの?

なんて言われないか心配していたんですよね。

このたび、損害賠償額が決定し、振り込みも無事にすべて完了しました。結論から言うと、まったく問題なくスムーズに終わりました。

補償内容や具体的な金額などを、一例としてご紹介できればと思います。

この記事で分かること
  • 損害賠償額の内訳
  • 事故当日から、損害賠償額の振込完了までの日数

前回までの話はこちら

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損害賠償額の内訳

損害賠償額の項目としては、以下の4つになります。

  1. 治療費
  2. 通院交通費
  3. 休業損害費
  4. 慰謝料

では、一つずつ見ていきましょう。

損害賠償額その1:治療費

まず治療費ですが、233,090円でした。

事故当日から、治療終了日まで99日です。

通院実日数は35日となっています。

今回は赤信号停車中の追突事故でしたが、相手もそこまでスピードが出ていなかったため、軽いむち打ち程度で済み、治療も3ヶ月ほどで終了できました。

ただ車は廃車になりましたけどね・・・

この治療費233,090円は、直接病院に支払われます。なので、治療を行いに病院に行ったときには、帰りのお会計をする必要はありません。

損害賠償額その2:通院交通費

つづいて、通院交通費です。交通費は5,250円となっています。

通院交通費は1km=15円で算出してくれています。

(150円×35日=5,250円)

私の場合、自宅から病院まで片道5kmほどと近かったので、通院交通費はあまりかかりませんでした。

自家用車での通院となりましたので、1km=15円での算出となりましたが、公共交通機関やタクシーでの通院の場合は、それらの費用ももちろん出ます。

公共交通機関やタクシーを使う場合は、領収書をしっかり貰っておくようにしましょう。

損害賠償額その3:休業損害費

さて、一番心配していた休業損害費の部分です。

会社員などの給与所得者の方は、勤務先に証明書を作成してもらい「源泉徴収票」とともに提出する必要があります。

ただ、わたしの場合は個人事業主ですので、個人事業主の場合の算出方法についてお伝えします。

必要な書類は以下の2点です。

  • 休業損害証明書
  • 昨年の確定申告書

休業損害証明書

相手型の保険会社から、休業損害証明書が送られてきます。

そちらに必要事項を記入します。以下のような書類です。

休業損害証明書

会社員であれば、こちらを勤務先に提出して作成してもらいますが、個人事業主の場合は自分で作成します。一番下の、証明する部分も自分の記載で大丈夫です。

昨年の確定申告書

個人事業主の場合、休業損害証明書に加えて、昨年の確定申告書も提出する必要があります。

自動車保険会社が損害賠償額として提示する金額は、自賠責保険の支払い基準に基づき計算した金額より下回ることはありません。

自賠責保険の基準は以下の通りです。

損害項目休業損害
内容事故による傷害のために発生した収入の減少
支払い基準1日につき5,700円。これ以上に収入減の立証がある場合は19,000円を限度として実額

この基準から分かるように、最低でも日額5,700円が支払われます。

それよりももっと収入が減っているならば、昨年の確定申告書を基に交渉することができます。

わたしの場合は、昨年ケガをし所得がかなり低くなったため日額5,700円となりました。

通院日数が35日だったため、5,700円×35日=199,500円の算出です。

相手保険会社
相手保険会社
自営業でしょ?ほんとうにその日は休んでたの?

なんて言われないか心配していたんですが、とてもスムーズにやり取りが終わりましたね。

休業損害証明書に、通院のため休業した日をチェックしていくんですが、通院の日は半日休みとして記録しました。

なので、日額5,700円の半額になるかと思っていたんですが、相手保険会社からの算出見積もりを見ると満額もらえるとのことで、うれしい誤算でしたね。

損害賠償額その4:慰謝料

一番大きな金額となったのが慰謝料です。

慰謝料は次の計算式で算出されます。

損害項目慰謝料
内容精神的・肉体的な苦痛に対する補償
支払い基準1日につき4,200円。慰謝料の対象となる日数は、治療期間の範囲内で、実治療日数の2倍に相当する日数

上記の計算式に当てはめると、わたしの場合は次のようになりました。

日額4,200円×(実治療日数35日×2)=294,000円

よく通院すればするほど慰謝料が貰えると言われるのは、この計算式があるからですね。

ただ、実治療日数×2の日数は、治療期間の範囲内である必要があります。

私の場合ですと、総治療日数が106日だったので、53日までが対象となる日数となります。

損害賠償額その他:自動車補償費用

今回の事故で廃車になってしまったウィッシュですが、そちらの補償費用については事故の翌月にやりとりが済んでいます。

補償費用は290,000円でした。

その時のやりとりについては、こちらをご覧ください。

もらい事故 | 相手保険会社との交渉で損をしないポイントとは【個人事業主の経験談】赤信号中に、後ろから追突されました。 いわゆる、もらい事故ってやつです。 事故当日から、その後の対応や、補償の流れなどをまと...

手元に入ってきた290,000円以外にも、相手の保険会社はレンタカー代198,000円やレッカー代22,440円を払ってくれています。

損害賠償額の合計

ここまでで、損害賠償額の内訳をお伝えしてきました。

  1. 治療費
  2. 通院交通費
  3. 休業損害費
  4. 慰謝料
  5. 自動車補償費用

これらの合計は以下の通りです。

手元に入った金額保険会社が直接払った金額
治療費233,090円
通院交通費5,250円
休業損害費199,500円
慰謝料294,000円
自動車補償費用290,000円
レンタカー代198,000円
レッカー台22,440円
小計788,750円453,530円
合計1,242,280円

わたしの手元に直接入ってきた金額は788,750円ですが、保険会社は病院やレンタカー会社に直接払った分などを含めると1,242,280円支払っています。

いやー恐ろしいですねぇ。

あらためて自動車保険にはしっかりと入っていないと、自分がぶつけた側の時のリスクが非常に大きいと感じました。無保険ダメ、ゼッタイ。

自分の保険も見直すことにしたけど、ネット契約は本当に安かった

こうした機会に、自分の自動車保険も見直してみることにしました。

ネットでの契約は代理店を挟まない分、お安くなるとは聞いていましたが、見直しをすること無くずっときてしまったんですよね。

ただ、ネット見積りをしてみると本当に安かった。

今までは年間で6万円ぐらいだったんですが、半額ぐらいになりました。

更新時期が近い方は、すべてネット上で完結しますので、自動車保険の見直しをおすすめしますよ。まずは見積りだけでも。

一括見積りをしてみる
(保険の窓口公式サイト)

事故から通院、損害賠償額の振り込みまですべてが終わって

事故の当日から振り込みがすべて完了するまで、半年ほどかかりました。

率直な感想としては、非常に疲れました・・・。

相手保険会社とのやりとりや、弁護士への相談など、非常に勉強になりましたが時間が取られますね。

新しい車を探すのも時間があまりありませんでしたし、忙しい半年となりました。

ただ、危惧していた補償内容は予定通りもらうことができましたので、それは良かったポイントです。

また、自動車保険の重要性もあらためて感じました。

自賠責保険だけではすぐに上限を超してしまいますので、きちんと任意の自動車保険に入りましょう。無保険ダメ、ゼッタイ。

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